
全長50cm-60cm、翼開長140cm-165cm、体重1.45‐2.0kgほど。
その名のとおり、白い羽毛をもつ大型のフクロウです。北極圏のツンドラ地方に生息しているフクロウですが、まれに日本でも北海道や本州北部などで見られることがあるようです。
真っ白なシロフクロウは大人のオスで、メスや若鳥には黒や茶色の縞模様があります。また、シロフクロウはメスのほうが体が大きく「ピィー!」といった高音で鳴くため、フクロウの中では雌雄の判別がしやすいのも特徴です。混同されがちですが、「白いフクロウ(白い羽毛が多いフクロウやその亜種)」とは完全な別種です。
生息地である北極圏では白夜(一日中明るい時期)が存在するためか、シロフクロウは日中でも活動することができます。野生のシロフクロウは「レミング*」と呼ばれるネズミを主食としており、その年のレミングの数によってシロフクロウの繁殖に大きな影響が出ます。
人気作品「ハリー・ポッター」で、主人公ハリーが飼っていたのもシロフクロウです。そこから、目を細めると笑っているように見えることもありペットとしての人気が出ましたが、シロフクロウの飼育は簡単ではないために、飼育放棄されるシロフクロウが相次ぎました。フクロウは飼育のむずかしさ、寿命の長さのある生物ですので、飼う前にしっかりとした下調べと準備が必要です。
*レミング……タビネズミとも。北極圏やツンドラ地帯などに生息する、体長7‐15cmほどの小型のげっ歯類。

