
大きなものは全長75cm、翼開長188cmにも達する大型のミミズクです。ユーラシアワシミミズクとも呼ばれています。
特徴的な羽角(うかく:目から頭に向けて生えている羽)を持っており、体には暗色の斑点、翼と尾には縞模様があります。IOC世界鳥類リスト*では、約16の亜種が認められています。
フクロウの中でも広い分布を持った種類で、ヨーロッパ、ロシア、中央アジアのみならず、中国、韓国、そして日本にも生息しています。おもに山岳や岩場の崖など、隠れた場所で巣を作ります。ほかにも湿地のある低木樹林、針葉樹林などでも巣作りすることがあるようです。
ほかのフクロウの仲間と同じく夜行性で、ノネズミやウサギなどの小型の動物、爬虫類や両生類などを捕まえて食べています。ときには自分よりも重い大型の哺乳類、キツネやイタチ、イノシシのこどもを捕食したという記録もあります。
亜種のひとつと見なされているベンガルワシミミズクはこのユーラシアワシミミズクよりも小さい種類で、ペットとしても人気があります。小さいとはいえ全長50‐60cm、体重も900‐1400gはあるため、飼う際には十分な準備が必要です。
*IOC世界鳥類リスト……国際鳥類学会連合(IOU)が管理する、世界中の鳥類の分類、学名、英名をまとめたオープンアクセスのリスト。

